プラモデルにウレタンクリアーを Part2
先日の日記の続きです。
プラモデルにウレタンクリアーを使いたいけど、値段が高いので、プラモデル用ではなく一般的に売られているウレタンクリアーを使う実験です。
とりあえずザクヘッドを適当に塗装して乾燥まで進みました。
用意したウレタンクリアーは関西ペイントさんの商品です。
私の塗装環境ですが、こんな感じです↓
クレオスのL7です。説明不要なくらい有名なコンプです。
このコンプから直接エアブラシではなく、間に小さいですがタンクをかましています。
アネオス岩田の2Lのチビタンです。
画像にはありませんが、あとは自作のブースくらいです。そんなに大掛かりな環境ではありません。こんな環境でもウレタンクリアーは使用可能か検証してみます。
今回の塗装方法は…
- 主剤:硬化剤=10:1(説明書通り)
- シンナーでの希釈なし
- L7からの圧は絞らない
- エアブラシは0.3
こんな条件で吹いてみようと思います。希釈なしは無謀かとも思いましたが、主剤と硬化剤を混ぜたときに「イケルかな?」っていう感じの粘度だったので、そのまま吹きます。
エアブラシは0.5を使う予定だったんですが、上記のように希釈なしなので圧を稼ぎたくて0.3にしています。
とりあえず吹いてみます。
- 軽く砂吹き
- 10分ほど乾燥させて1回目のウェット
- 30分乾燥させて2回目のウェット
- 30分乾燥させて垂れる寸前まで吹く
これでいきます。
砂吹きは問題なく吹けました。10分ほど乾燥させていよいよウェットで吹いてみます。
はい。特に問題なく吹けました。
30分空けて2回目です↓
1枚目との差が画像では分かりにくいですね…
実物はツヤがかなり出てきてます。また30分空けて3回目(ラスト)です↓
3回目は対象物とエアブラシの距離は5cmほどまで近づけて、垂れる寸前まで厚塗りしてます。
ラッカーやアクリルでの塗装しか経験のない方からしたら「絶対垂れる」っていうレベルの厚塗りです。これは経験しかありませんが、ウレタンはラッカー等と比べて垂れにくいです。
とりあえず3回目まで吹いたので、72時間の硬化時間をとってみます。